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    愛蔵版『丸尾画報DX』は日本のマニファクチュアの粋

    • 2013.04.27 Saturday
    • 19:49
    普及版『丸尾画報DX I』『丸尾画報DX II』の刊行後、遅々として愛蔵版製作作業が進みませんでした。必要なデザイン・データはすでに2月に納めています。作業の進捗状況を印刷会社に尋ねても返事がこない週が続きました。なにか制作上のトラブルが発生しているのではないか、と不安がよぎります。

    別丁扉とボーナス4ページがあらたに印刷され、それぞれDX Iの本文頭と、DX IIの本文頭に貼り込まれてから表紙と合体されますが、追加ページは手作業による貼り込みとなり、おそらく小ロット生産なので、製本工場の空き時間をまってようやく着手されることになったのかも知れません。この作業が終わってはじめてロボットによる三方小口塗装の工程に移動できるわけです。

    またダンボールのケースにカバー掛けをする作業も、デリケートなグラシン紙を表紙掛けする作業も、そしてケースに本体を納める作業もすべて手作業で、欧米の出版社はほとんどコストの安い外国まかせ、しかもルーティーンの機械製本でしか本を作らなくなってしまいましたから、日本国内でまだこうした手作業による凝った製本工程をこなせる会社があることは奇蹟といえます。



    さらに素晴らしいのは、グラシン掛けの本体をケースに納めたときの密着精度の高さです。紙製品とは思えない精密工業製品がごとき出来映えなのです。愛蔵版をケースから抜くときは、本体背を机に対して仰向けに立て、ケースをゆっくり引き抜きます。するとグラシンに皺が寄らずスムーズに本を取り出すことが出来ます。逆に本を背にしてゆっくりとケース背上下の空気孔から空気を抜きながらケースを降ろして行けばきれいに本を収納できます。





    すでに愛蔵版を受け取った海外の読者やディストリビュータからの賛辞のメールは日本の造本精度、造本美学の粋をあらためて再認識させる声でもありました。

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