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    バイオマニエリズム(トレヴィル・ヴィンテージ)

    • 2014.10.22 Wednesday
    • 18:26
    http://editions-treville.net/?pid=82476552



    <20世紀におけるエロス的身体の変容>



     トレヴィル時代(1985〜1998)に遡る1997年3月、『バイオマニエリズム』と題したアンソロジー画集を刊行した。

     H.R.ギーガーの画集『ギーガーズ・エイリアン』『ネクロノミコン1』『ネクロノミコン2』『N.Y.CITY』『バイオメカニクス』の出版の傍ら、べクシンスキーなどバイオメカニカルな身体表現とエロティシズムを融合させたモチーフを共有する同時代アーチストたちの仕事がずっと気になっていて、是非アンソロジーをつくってみたいと考えていたのである。

     前年、フランスのドモホフスキー氏を訪ね『べクシンスキー』画集の準備を進めつつこのアンソロジー画集も同時にすすめていたのであった。

     この本が現在でも出色だと思われるのは、かつて(何人かはいまだに)モノグラフがつくられたことが無かった寡作なアーチストたちの貴重な作品を厳選し紹介することができたことである。

     米人(映像)作家ダニエル・ウィルレットのマゾヒスティックな宗教観漂う鉛筆画シリーズ。

     デビュー当時女性版ギーガーとうたわれたシビル・ルペルトのSM色全面展開の激しい作品群。

     エジプトの木乃伊にインスピレーションを得たミシェル・アンリコの静謐な作品群。

     ジョー・ハックバースの縫合された時計仕掛けの人造人間。

     男女の肉体を印画紙上でたくみに融合させネクロフィリア志向のエロス的身体を生み出した大塚勉のトランス・ボディ・シリーズ。

     フランス在住、超越的カニバリズム表現を通じエロスの極北を執拗に追い求める求道者林良文の鉛筆画。



     損壊の美学と恐怖の詩学のコンポーザー、べクシンスキーの作品群。



     まるでエロテックな器官だけを採取し鑑賞または食用生物へと遺伝子操作した奇妙な肉塊を描き続けたプメイロルの作品群。

     そしてバイオメカノイドという生体廃墟の壮大なエロス的世界観を構築したH.R.ギーガーの作品群。特にN.Y.シティに収録されている「トルソー」という銘作をカバー画として採用した。

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